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34日齢 立てない=死

犬のお座りのように、お尻をペタンを床につけて座っている雛たちは立ちあがることができなくなっていた。弾みつけて立とうとしてもお尻が持ち上がらない。人に給水器のところまで持ち上げてもらうと、雛は必死で水を飲み続けた。水を長い間飲めなかったからだ。通常そんな細やかなケアは行われない。立てなくなった雛たちは、渇きに苦しみながら、誰にも気づかれず死んでいく。

羽繕いをしている雛がいる。人間と同じように、雛も自分の体を綺麗にしたいという欲求がある。鳥類にある背中の後ろのほうの尾腺から油をクチバシですくいとって、羽をつくろう。糞だらけの地面にいても、綺麗でいたいという気持ちは私たちとかわらない。でもどんなに羽繕いを繰り返してみても、糞の上で暮らす雛たちは少しずつ汚れていく。

体重1800g


植物性たんぱく質への移行

代替肉で何でも作れる時代
https://www.hachidory.com/torinikuyamete/00/id=1398

代替肉への移行は投資機関の関心事項でもあります。2197兆円(20.1兆ドル)もの投資機関ネットワークであるFAIRRは畜産の抱えるリスクを啓発し、投資意志決定のプロセスに畜産のリスクを組み込むよう、投資機関に促しています。FAIRRは世界の畜産企業のリスク分析を行い、その結果を投資家たちに公開し、投資リスクのある企業かどうかの情報を提供しています。リスク分析の評価項目の一つに「地球温暖化ガス」「森林破壊と生物多様性喪失」「アニマルウェルフェア」と並んで、「動物性タンパク質を減らし、持続可能なタンパク質へ移行する取り組みを行っているか」というものが含まれます。つまり、いつまでも動物性タンパクに頼り続ける企業は投資リスクの高い企業だということです。 https://www.hopeforanimals.org/environment/fairr/

動物愛護法に違反した行為

動物の愛護及び管理に関する法律では鶏は愛護動物にあたります。今日もメイたちは、動物愛護法違反の虐待を受けている可能性があります。
・水を与えずに(飲めないとわかっていて放置する)衰弱させる行為(第44条第2項)
・餌を与えずに(食べられないとわかっていて放置する)衰弱させる行為(第44条第2項)
・怪我をした雛を治療しない行為(第44条2項)
・弱ったり疾病を抱える雛を治療せずに衰弱させる行為(第44条2項)
・雛を餓死、衰弱死させる行為(第44条1項)
・糞尿が堆積した場所で動物を飼育する行為(第44条2項)


もうこの体型は普通の鶏を超えて来たように感じる・・・34日齢のメイ

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