苦しみが充満した10日間、肉用鶏メイたちの最初の10日
最初の10日間をダイジェスト。あと40日を、彼らは必死で生きるしかない。 More
鶏肉のために殺される
メイちゃんの
安く、大量に販売されているブロイラーの「鶏肉」 その生産過程は残酷で徹底した搾取からなりたっている。
動物性にかわる代替タンパクを私たちはいくらでも選択できる。 料理をするとき、レシピを考えるとき、「鶏肉」ではなく、大豆ミートなどの植物性タンパクに変更することはとても簡単だ。この選択を考慮に入れてみてほしい。
そして「鶏肉」を売る、または購入する、又は注文するときには、苦しみができるだけ少ない、動物福祉に配慮した食品を選択をしてほしい。
世界は完璧ではなくてもよりベターな、”ベターチキン”をすでに取り入れ始めている。苦しみを改善する方法がすでにあるのに、それを取らない理由はないのではないだろうか。
鶏一羽一羽には、私たちと同じように個性があり感受性があります。
かれらは私たちと同じように苦しみます。でも現状、肉用に飼育されるブロイラーたちはモノのように扱われ、過酷な一生を過ごし、最後に殺されています。
大量生産・大量消費の結果が、今のブロイラーの悲惨な状況に繋がっています。動物を商業利用することには、必ず動物の負担がともないます。食べない、消費を減らすという選択は、鶏たちの苦しみを減らすことに直結します。「鶏肉」は体に必要な栄養素ではありません。最近では代替肉ブームでもあり、さまざまな商品がでまわっています。
地鶏であれば大幅な品種改良は行われておらず、飼育密度にも1平方メートル当たり10羽以下という上限があります。食べるのなら、動物福祉に配慮したものを選択するということもできます。(銘柄鶏ではありません)
アニマルライツセンターは企業に動物福祉導入の提案を継続しています。動物利用そのものがなくなるまでには、まだまだ時間がかかります。その間少しでも動物の苦しみを減らしたいと思っています。いま、日本で「肉用」に殺されている鶏は、年間6億9500万羽(2019年度)。彼らの飼育環境が少しでも良くなるよう、署名してください。企業や国に意見を届けます。
多くのスーパーやデパートに「お客様の声」の意見箱が設置されています。
地元住民、利用者からの声は、お店に直につたわります。
お店に
「大豆ナゲットを置いてほしい」
「大豆の唐揚げを置いてほしい」
「いろんな種類のベジミートを売って欲しい」
「代替肉コーナーを増やしてほしい」
「ブライラーの鶏肉を売らないで」
「飼育密度はどのくらいですか」
「飼育密度が1平米に10羽までの農場の肉に変えてください」
「屠殺の時気絶処理した肉だけにしてください」
など、意見を届けてみて下さい。
意見を届けるときには、お店にその理由、ブロイラーの実態を伝えることもとても大事です。消費者のみなさんだけでなく、お店の人も実態を知らないケースが多いからです。